絵の基本と早く描きたい気持ち~初心者におススメ!ポスターカラーで描く手書きイラスト~

こんにちは!
ポスターカラー大好きイラストレーターのすずきかずたかです。
僕はポスターカラーを主に使う絵描きであり、イラストレーターでもありますが、実は釣りも大好きです。


ポスターカラーで描いた作品

だから、ここではちょっと趣向を変えて、絵画やイラストを釣りに例えてお話をしたいと思います。

釣りの基本

釣りはやっぱり魚が釣れないと楽しくないですよね。
魚を釣り上げるには、魚の習性や、魚の種類にあった釣り方をする事が必要です。
例えば僕の場合、釣りに行く時は金沢八景の弁天屋さんという釣船屋さんによくお世話になっています。
釣りのポイントに到着すると、弁天屋さんの船長が「こうしてください」という指示を、釣り船のお客さん全員に向かってマイクで伝えます。
釣り船の船長の言う事はほとんど基本に沿った内容なので、その通りにするのが魚を釣り上げる早道です。

 

イラストの基本

釣りと同じように、イラストにも基本はあります。
鉛筆デッサンです。
丸や三角や四角の物体、あるいは花瓶や飲み物の瓶などをひたすらリアルに模写していくのです。
形だけでなく陰影も含めて、時間をかけてできるだけ本物に近づくように仕上げて行きます。
 やはり本物に近い絵が描けるようになって初めて、それを敢えて崩したり、デフォルメしたりという応用が出来るようになるのだと思います。

基本を踏まえた上で

僕も多くの絵描きの方達と同じく、とにかく手を動かすのが好きなので、デッサンをやる事も大好きです。
しかし、野球の選手で素振りをするよりも試合に出る事の方が好きな選手がいるのと同じで、「デッサンよりも早く絵具を塗りたい」とか、「デッサンよりも早く作品を描きたい」と思っている方は大勢いると思います。
 
当然の事です。
野球選手は野球の試合に出る事が目的であり、イラストレーターは作品を描く事が目的なのですから。
 
僕はここで、「基本を大事にしましょう」などという固い事を言いたいのではありません。
基本はもちろん大事ですが、基本を理解した上で、自分なりの工夫をする事も大事だという事を言いたいのです。
例えば釣りをする時に、釣り船の船長から「おもりが海の底に着いたら釣り糸を1m位巻き上げて!」などという指示がよくあります。
もちろん船長はみんなに釣って欲しいからそう教えてくれているのですが、指示通りにやっても釣れない事もたまにはあります。
 
そういう時に、エサを変えて見たり、タナ(魚のいる深さ)を変えて見たりと、自分なりの工夫を加えてみる事も釣りの楽しみのひとつです。
僕はイラストには上手いヘタはないと思っています。
もちろん何を描いたのかわからないような絵は別にして、ある人からみたら「ヘタな絵だな」といわれるような絵でも、それはその人の審美眼から見た「ヘタ」なのであって、大きく言えば、それはその作品を描いた人の「味」だと僕は思っています。
そもそも写真そっくりに描いた絵を「上手い」というのであれば、初めから写真を使えばいいのであって、イラストを使う意味はありません。
(もちろん必要があって写真そっくりに描く場合もありますし、写真そっくりに描ける技術はないよりはあった方が良いとは思いますが)
僕のイラストは意識するしないに関わらず、「レトロっぽい」とよく言われます。
悪く言えば僕の絵が「ヘタ」な部分が人間臭さを感じさせ、「レトロっぽい」と感じさせるのかもしれませんし、よく言えばそれが僕のイラストの「味」なのだと思っています。
 
釣りでも同じ事で、1から10まで人に言われた通りに釣っていたのでは楽しくありません。

ロボコップが魚のいる場所を探知して、完璧な棚に基本通りの仕掛けを投入すれば、ほぼ100%の確率で魚を釣り上げる事が出来るでしょう。

 

 
僕は釣りビギナーの方や、これから釣りを始めたいという方が釣りをするのに、「必要最小限の道具を知りたい」「釣り方を知りたい」というのは当たり前の事であって、釣りを知っている人や釣具屋さんに訊けば、そういう情報はすぐに得る事は出来ます。
 
あとは、実際にやってみて、実際に魚が釣れたらそのやり方をしばらく続ければ良いし、釣れなかったら見様見真似で周りの人のマネをしたり、自分なりのオリジナルの部分をつけ足していく。
それで良いと思います。
人が一生懸命工夫しているところを見て笑う人なんていませんから。
イラストにしても、釣りにしても、その「工夫する」というところが最大の楽しみなのであって、マニュアル通りに描いたり釣ったりするのなら、本当に人間でなくてロボコップで良いと思います。(僕はロボコップは好きな作品なので誤解のないようにお願いします)

まとめ

一通りの基本だけを覚えたら、後はひたすら実地でトライ&エラーを繰り返しましょう。
人が工夫するのを見て笑うような人は、その人こそ笑われるべき小さな人です。
そういった工夫の一つ一つが自分の個性となって、釣りもイラストもより楽しいものとなって行くのだと思います。

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